登場人物 その2

 

「サイラー」は、このドラマの最強の敵役です。本名はガブリエル・グレイであり、物事の仕組みを瞬時に理解する直観能力を持っています。しかし、その能力では飽き足らず、様々な能力を手中に収めようと、他の能力者を殺し続けることになります。ピーターたちとの戦いに敗れても、結局は死なずに最後まで敵役であり続けるタフガイです。

 

「マット・パークマン」はテレパスです。人の考えが読めるほか、他人に考えを植えつけるなど、その能力はさらに強くなっています。LAの制服警官時代にサイラーの事件を捜査し、その後はニューヨークで刑事になっています。実はマットの父マウリーも「組織」のオリジナル・メンバーだったのです。

 

「モヒンダー・スレシュ」は、インド・マドラスの出身です。遺伝学博士だった父の後を継いで、能力者に関する研究を続けていました。彼がアメリカにやって来たのは、不審死を遂げた父の敵を取るためだったのです。やがてアーサーの下で化学式を完成させ、能力を与える薬の開発に成功します。その薬を自らの体にも投与し、怪力能力を得ることになります。

 

「ノア・ベネット」は、クレアの養父です。表向きはプリマテック製紙のセールスマンですが、実は裏では「組織」の敏腕エージェントという二重生活を長年送ってきました。彼は家族の安全のために「組織」を壊滅させようと計画するのですが、クレアの命と引き換えに「組織」に戻ることを余儀なくされてしまいます。